台湾KOM

こんにちは!

スタッフの久木野です。

 

今回は「台湾KOM」というレースに行ってきました!

 

台湾KOMとは….…

105km獲得標高約3500m最大勾配27%( ゚д゚)!のヒルクライムレースです。

3500m…富士山と同じくらいですね_:(´ཀ`」 ∠):恐ろしい…

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初海外ということもあり、ドキドキです(`・ω・´)♡

 

レースは10月25日。2日前の10月23日に鹿児島を出発し、福岡空港から台湾桃園国際空港まで。フライトは約1時間半ほどでした。早い( ゚д゚)!鹿児島から東京と同じくらいです…

 

台湾の首都、台北にある台湾桃園国際空港に着きます。

着いた途端長い入国検査の列に行手を阻まれます(1時間ほどかかりました…)。

入国検査を済ませ、台湾の通貨であるNT $(ニュー台湾ドル)に両替をし、SIMカードを購入。お金も手に入り、携帯も使えるようになったので一安心ですε-(´∀`; )

 

台北の台湾桃園国際空港から、レースのスタート地点である花蓮市にあるパークビューホテルまでは、電車やバスを使って約5時間ほどかかります…(´Д` )遠い…

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暗くなる頃に街中を通りました。日本とはどことなく違う景色です…(*´∀`*)

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バス→電車→タクシーと乗り継ぎ、ホテルに着いたのは21時頃でした。

台湾のタクシーは安いし、車が大きいので輪行バックが楽々入ります!台湾では短い距離ならタクシーがオススメです(`・ω・´)!

 

 

 

10月25日、レース当日

レースは6時スタートなので、3時にホテルの用意してくれた朝食を摂り、4時半にライトをつけてスタート地点まで向かいます。

 

荷物を預け、並んでいると徐々に明るくなってきました。
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半袖の人の方が多いのですが、山頂は寒そうなので私はアームウォーマーとレッグウォーマーをつけて行きました。

補給食はMag-onを4つジェルボトルに入れて持っていきます。

 

応援者ツアーバスに続く形で、レースがスタートします。

 

105kmのうち18kmは平地のパレードランとなっており、計測には含まれません。しかし、パレードランといっても時速40kmほどで集団は進んでいきます。

 

18kmが過ぎ、リアルスタートが切られるとゆるゆると坂になっていきます。

 

黙々と登っていると、アジア人らしき男性の方に英語で話かけられます。中学生レベルの英語でなんとか会話をしていると、「着いて行っていいか?」と聞かれました。OKと返事をして、2人旅に(笑)

 

ひたすら登っていると雲の中のような瞬間がありました。幻想的です….

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脚も疲れてきます。攣ったり戻したりを繰り返しながら、ひたすら登ります。

 

85km地点から激坂に入っていきます。

そこでアジア人男性とは別れ、ひとりで登っていきます。ここまで来ると集団で走っている人はいなくなってきます。

 

少しでも斜度の緩い場所を走ろうとしてみたり、蛇行する人も見かけるのですが、なんと大会関係車両や救急車が降りてくるので、危ない場面を何度か見かけました∑(゚Д゚)

 

ラスト10kmは、富士あざみラインくらいの斜度。最大勾配27%もこのエリアになります。しかし、それがどこかわからないほどの壁の連続!!!前輪が何度も浮きそうになります( ;∀;)

 

ヘロヘロになりながら、なんとかゴールしました。

 

山頂は凍えるほど寒く、標高の高さを物語っています。

 

ゆっくりする暇もなく、2km下った駐車場に昼食を取りに行きます。

なんとそこで、妹が高山病に∑(゚Д゚)!

慌ててバスに乗り、下山しました。

下山するとともに妹の体調も戻りことなきを得ましたが、ヒヤッとする出来事でした(;´Д`A

 

4時間ほどでホテルに戻り、アフターパーティーが始まります。選手は無料で、豪華な夕食がついてきます!ビールも飲み放題です( ̄▽ ̄)♡

 

間違いなく、今までで1番辛い山でした….…。

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今までで1番辛い山でしたが…

また来年出場するつもりでいる私がいます(笑)

みなさんもこの感動を一緒に味わいませんか?来年一緒に行く方、募集中です( ̄▽ ̄)ノシ