「Di2がコントロールと効率性の新境地へと導く」
先日ついにベールを脱いだ「XTR Di2」ですがさっそくご注文頂まして完成しました。
今日は「XTR Di2」に興味がある方、話には聞いていたけど、シンクロシフトってなんなの?と疑問に思っている方にわかりやすくご説明できたらと思います。
ハンドル周りです。 中央の「Di2ディスプレイユニット」、右手の「ファイヤーボルトDi2シフター」
ここでポイント!通常は左右のシフターでフロント、リアの変速をそれぞれ行いますが「XTR Di2」に関しましてはシンクロシフトを使うことによって右手のシフターだけでフロントの変速ができます。よってマニュアル操作でフロントギアの変速が不必要な方は左のシフターを購入する必要はありません。
ディスプレイ左下がSHIFT MODEの現在の状態です。 M=マニュアルシフトモード
中央がフロントディレーラーギア位置の表示 右側の数字がギア位置 その隣は SUS MODE。対応のサスペンションを使用すれば設定が表示されます。
こちらがロードDi2では使われていなかった、新しい外装バッテリーホルダー及びバッテリー
バッテリーの種類や仕様についてはスタッフにご相談ください。
以上が電装部分のパーツとなります。
ではここからはシンクロシフトについて。
E-tube Projectを使うことによって「シンクロシフト」の設定や多段変速の設定、エラー検索がなどができます。
画面左のシンクロシフトマップ1を参照します。
緑の部分がリアのシンクロ時の移動になります。 8枚目へギアが入れたら、次のシフトチェンジでシンクロが始まります。
フロントを最少ギア(インナー)、リアを最大ギア(ロー)の位置から始めてみます。 (S1=シンクロマップ1)
リアのギアを8枚目へ この時点で音がなります。(ピッピ)次の操作でシンクロしますの合図です。次シンクロ行きます。
シンクロしました。リアが6枚目へ それと合わせてフロントは最大ギア(アウター)へ ディスプレイは T(トップ) GEAR 6の表示へ
青色の部分がいま説明した逆となります。
フロントが最大ギア リア4枚目 →次の操作でシンクロします。
シンクロ後→フロントは最少ギア 合わせてリアは5枚目へ
これらのリアディレーラーの動きをE-tube Projectを使って変更することが可能です。
これが「シンクロシフト」です。
以上で説明は終わりです。
分からないことがあればスタッフにお気軽にご相談ください。
いかがでしょうか?「XTR Di2」
ご来店お待ちしています。