店長 森です
先週地元自転車ロードチーム
レバンテ富士静岡のメカニックとして
日本最大の自転車ロードレース、ツアーオブジャパンに参戦してきました
以前は選手としてロードレース戦っていたのですが、今回裏方で
チームを支える立場としての帯同です。
感想
4日間帯同しましたが、レースメカニックという仕事はほんと体力、経験、行動力が無いと続きません。
とても大変な仕事でしたが、チームにとっては欠かせない責任のある重要な仕事なので、それに対してのやりがいはありました
今回僕のメカニック1日の流れとして
5時ぐらいに起床
選手の自転車を準備する
*チェーンオイルの注油、DI2バッテリー残量チェック、タイヤのエアーチェック、最終バイクチェック、
チームカーのキャリアに積むなど準備をし
終わったら急いで朝ごはんを食べ、自分の身支度をしホテルのチェックアウトをする
今回はコロナ過の中のレース開催なので、異例のバブル方式と言う色々な制限があり
すべてのバイクをチームカーに積み直し、車で選手と一緒に会場(スタート地点)へ向かう
会場に着いたらバイク、荷物を降ろし、ウォーミングアップ用のローラーをSET
その間もサポートチームカーに積み込むホイール、補給、工具など準備
選手へのサポート、バイクチェックをしてもらう。
スタート時間が近づくと
選手と一緒に行き、今回はマスクの回収、補給などの最終要望に備える
そしてスタートしたらチームサポートカーに乗り込み、トラブル、補給の対応に備える
今回はトラブルが2回ありましたが、対応はしっかり出来たと思います。
そして無事にレースが終わり選手が帰って来て、すぐにローラーでダウンをするのでその準備取りかかり
選手全員ダウンが終わるとすぐに次のステージ会場に向かうので急いで積み込み作業
そして15時、16時ぐらいにホテルに着くなりすぐに自転車を降ろし、すべて洗車をし、バイクチェック、壊れた部品など交換をし
明日のレースに備える準備をします
そして夕食を食べ、チームミーティングをし、出来なかった事があったら戻り仕事をし
終わったら就寝。場合によっては夜中になる事もちろん有ります
この流れが毎日続くステージレースでのメカニックの大まかな日課です。
もちろんマッサーもマッサージだけではなく、補給の準備や、チームの事も一緒に仕事をするので
とても大変だと思います
選手がストレス無しにレースの望める環境を毎日作るのがレーススタッフの仕事なので
選手が何を望んでいるか、常に把握しながら動かないと現場では使えません。
この仕事に憧れ、興味がある方は自分から勇気をもってチームへ飛び込んで
見習いから経験を積んで下さい。