こんにちは、スタッフ湯本です!
前回チラ見せした↑の写真のバイクがとうとう組み上がりました!!
特徴的な絵なのでだいたい車種はお分かりですよね?
今話題のコイツです!!
Cannondale SLATE 105!!
これまでの常識にとらわれないその様は、「アメリカの変態」(褒めています)と呼ばれたCannondaleらしさ溢れる一台です!
"シクロクロスバイク"でも"グラヴェルロード"でもない、まさに「SLATE」という新ジャンルのバイクを紹介していきます!!
近年流行りのシクロクロスバイクは若干太めのタイヤを履き、多少のオフロードは走れるものの、本来は凍結してしまう冬場に牧草地でロードレースを行うために作られたのでロードバイクありきの設計となっています。
それに対しSLATEはまさにロードバイクとMTBの折衷バイクといった感じになります。
本格的なオフロードに対応できる強度を持つフレームに、ショートストロークのフロントサスペンションを持ちつつもドロップハンドルを装備し、ジオメトリーもオンロードでロードバイクらしいシャープなハンドリングを体感できるものとなっています。
オンロードでのシャープな走りと、オフロードでの耐久性や路面追従性を両立させたフレームはかなり特徴的なデザインに。
短めのリアセンターでトレイルでのクイックな走りを確保しつつも、長めのフロントセンターにより荒れた路面でも安定したペダリングをすることができます。
650bのホイールに40Cのタイヤを履くことによって外径は700Cの一般的なロードバイクと同じくらいになっています。
トレイルでのクッション性とロードでの速さを上手くバランスさせています。
タイヤクリアランスはこれくらいです。
Cannondale的には邪道でしょうが、700Cのホイールを組んで色々なタイヤを使うのも面白そうですね!!
そして最大の特徴である、片持ちのLefty!!
OLIVERと名付けられたこのフォークは30mmのトラベルを持ち、優れた路面追従性と正確なハンドリングを生みます。
カーボン製アウターレッグにロックアウトやリバウンドアジャストと、一切の手抜きがありません!!
ブレーキは油圧ディスクとなっておりトレイルでも安心の制動力を持ちます。
オンロードでディスクは過剰なイメージがありますが、ブレーキパットはMTBより小型のものが使われているのでコントロール性も問題ありません!
ざっと紹介してきましたが、とにかく何でも来いの新感覚バイクに仕上がっています!!
走る場所を選ばないSLATEは、「自分の行きたいところへ自分の力で行く」という自転車本来の楽しさを再び教えてくれるバイクではないでしょうか?